2020年09月28日 イベント情報 奥山ランニング開催しました!
奈良マラソン ~2020年のRUN~
RUNプロジェクト第1弾「奥山ランニング」を開催しました。
大会が中止となり、例年6月から半年かけて行っていた「ランニングクリニック」も中止、今年度初の集客イベントをようやく開催することが出来ました。
感染予防対策の為、30人という少人数での開催の為、申込もすぐに定員に達してしまい、ご参加いただけなかった皆さま申し訳ございませんでした。
当日も2週間体調変化が無かったか等の確認の上、検温検査もさせていただいての開催となりました。
30人を走力に合わせて4グループに分かれていただいてのスタートです。
鹿さんは飽きるほど見ることが出来ますよ・・・
過去の奈良マラソンTシャツを着てご参加いただいた方が多かったです
市街地を抜けていざ春日山原始林に
ここからは未舗装路になります。
標高差約300mの勾配を駆け上がってくると・・・・・
若草山山頂に到着です 。
グループで記念写真を撮ったり、それぞれ解放感抜群の山頂の空気を堪能されていました。
山頂からは一気に下り、若草山山麓を抜けてゴールに。
約12㎞のランニングでしたが、久しぶりに皆で走るイベントを開催することが出来ました。
今回参加できなかった皆さまの為に、先日事務局員がほぼ同じコースを、走りやすいスタート地点から走ってブログに上げていますので、そちらを見て友達同士等でも走ってみてはいかがでしょうか。(↓ 下の9月24日のブログです)
RUNプロジェクトでは色々な形でランニングを楽しんでいただこうと計画していますので、是非ときどき大会HPをご覧いただき、参加してみてください。
2020年09月24日 事務局員が走ってみた! 「事務局員が走ってみた!」② ~春日奥山遊歩道を走ってみた!~
奈良マラソン事務局員がランナーの気持ちに少しでも近づけるよう色々走ってみようと考え、始まりました「事務局員が走ってみた!」シリーズの第2弾です。
奈良マラソン「RUNプロジェクト」の第一弾のコースにもなっている春日奥山遊歩道を試走も兼ねて走ってきました!
イベントでは奈良国際フォーラムをスタートフィニッシュとしていますが、駐車場もあまりないので、今回は高畑自動車駐車場から走り出します。
駐車場の横の坂道からスタートし高畑の豪邸の間を抜けるとすぐに
志賀直哉旧邸があります。
しばらく走ると奈良マラソンの10kmのコースに少しだけ合流します。
※この場所はちゃんと歩道を走ってください。
10kmコースの折り返しポイントを、そのまままっすぐ進むと、春日奥山遊歩道に入ります。
ここからは未舗装の砂利道になります。車両は基本的に通行がないのですが、自転車がまぁまぁのスピードで下ってくることもあるので、景色を楽しむついでに前方確認も忘れずにお願いします。
ここから約3kmひたすら上りです。走力に自信のない方は歩きも混ぜながらゆっくりと走るとよいでしょう。途中に、妙見宮(日蓮宗の修行所)に立ち寄るのも楽しいかもしれません。
妙見宮から1kmほど走ると、首切り地蔵が横に見えます。
ここにはトイレもあるので、休憩がてら立ち寄るのもありです。
少し進むと春日大社の末社「高山神社」が見えると長いのぼりもあと少しです。
芳山交番所に到着すると、ここから奥山ドライブウェイになります。
一方通行ですが、車両が通行するので、複数人で走るときは、1列で注意して走ってください。
1kmほど下っていくと「鶯の滝」との分岐点につきます。
元気な方は、鶯の滝を見に行ってみてください。
「花山 地蔵の背」あたりから少しアップダウンがありますが、空気もきれいで気持ちよく走れます。
「十八丁休憩舎」を過ぎたらもうすぐ若草山です。
若草山駐車場を過ぎて400mほど進むと奈良盆地が一望出来る若草山頂上に到着です。
ここで景色を楽しみながらストレッチをして、最後のくだりに備えます。
若草山の駐車場まで戻り、手持ちの水分が無くなったら自動販売機で給水します。
駐車場を抜け、今度は春日大社方面に下っていきます。
出会いの三差路を右に下っていきますが、結構斜度がきついので、慣れるまではゆっくりと走ることをおすすめします。
坂を下りきると先ほど上った若草山の山麓に出てきます。
その後はお好みで東大寺の境内や、奈良公園内のシカを楽しみながら大仏前交差点まで戻っていき、高畑駐車場を目指します。
駐車場に戻る前に、今年春にオープンした奈良裁判所跡地に出来た瑜伽山園地に立ち寄ってはいかがでしょうか?
ホテルのランチは予約制ですが、奈良公園の景色を楽しみながらのランチも走った自分へのご褒美になるかもしれません。
今回のコースは全部で12kmくらいです。
コースのほとんどが日陰になっているので、夏場の練習には超おすすめです。
でもたくさんの人数で走る場合は、まわりに迷惑がかからないようマナーを守って走ってください!!
さて、次はどこを走るのでしょうか? お楽しみに
2020年09月18日 コース沿道魅力探訪 「コース沿道 魅力探訪」⑤ 「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」~興福寺~
コース沿道魅力探訪⑤
「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」
今回の探訪は、【興福寺】をご紹介します。
マラソン種目の9km地点付近(10km種目は2kmあたり)、ちょうど左手にある奈良地方裁判所を過ぎたあたりから右手に見えてくる、杜の中にそびえ立つ木造の塔をご覧になられたでしょうか?
そう、それがかの有名な古都奈良のシンボル「興福寺・五重塔」です。
奈良マラソン2019完走タオル
奈良マラソングッズのデザインにもよく使用されており、昨年の奈良マラソン2019(第10回記念大会)完走タオルのモチーフとなっています。
世界遺産登録の石碑
興福寺は、平成10年(1998年)12月2日、ユネスコ世界遺産【古都奈良の文化財】の1つとして登録されました。
法相宗の大本山である興福寺。興福寺と名付けられる前になんと、2回も名前が変わっているそうです。
天智8年(669年)、藤原鎌足が重病を患った際、夫人である鏡女王が夫の回復を祈願して、釈迦三尊などの諸仏を安置するために造営したお寺が「山階寺(やましなでら)」(京都市山科区)。壬申の乱(672年)後、都が飛鳥に戻った際に、山階寺も移され、その地名から名付けられたのが、「厩坂寺(うまさかでら)」。そして、和銅3年(710年)、平城遷都の際、藤原不比等の計画によって、現在の地に移され、「興福寺」と名付けられたそうです。
中金堂 東金堂
中金堂は、興福寺伽藍(寺内にあるお堂や塔、門などの建造物の集まり)の中心になる最も重要な建物で、創建者は藤原不比等と言われています。
焼失・再建を繰り返し、享保2年(1717年)の焼失から約100年後、文政2年(1819年)「仮堂」が建てられました。ただ老朽化が激しく、この「仮堂」は平成12年(2000年)に解体され、発掘調査を経て、平成30年(2018年)再建落慶を迎え復元されました。
(中金堂は現在、拝観停止中ですが、下記日程から再開されます。)
【特別公開2020 中金堂吉祥天倚像御開帳】
期間:10月24日~11月23日
中金堂の拝観再開に合わせて通常非公開の吉祥天像倚像を特別公開。拝観は期間以降も継続。
中金堂の東側にある東金堂は、神亀3年(726年)聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気回復を祈願し建立されました。現在の建物は室町時代の応永22年(1415年)に再建されたものです。堂内には、本尊薬師如来坐像を中心に日光・月光菩薩等が安置されています。
現在、新型コロナウイルス禍において、その早期終息と罹患者の病気平癒、更には感染者急逝者の頓証菩提のため、毎日お昼12時半より東金堂の薬師如来のご宝前にてご祈祷を勤修されています。
国宝館
阿修羅像 ©飛鳥園
奈良マラソン2013参加賞Tシャツデザイン
僧侶が集団で食事をする食堂が建てられていた場所に、国宝館が建てられました。
奈良マラソン2013(第4回大会)参加賞Tシャツのデザインであった「阿修羅像」等、興福寺の歴史を伝える仏像彫刻や絵画、工芸品、典籍・古文書、歴史資料・考古遺物などが収蔵されています。
冒頭にもご紹介した五重塔は、天平2年(730年)藤原不比等の娘光明皇后の発願で建てられました。現在の塔は、応永33年(1426年)頃に再建されました。日本で2番目に高い木造塔です。(高さ50.1m)
オススメビュースポットは、猿沢池のほとりから五十二段(石段)越しに見る五重塔です。夜、ここから見るライトアップされた五重塔は、荘厳の一言に尽きます。
その他、興福寺には様々な建造物、仏像彫刻、工芸品等多くの魅力があります。詳しくはこちらをご覧ください。
昨年のパブリックビューイングの様子
興福寺北側の大宮通りを挟んだ県庁東側には、昨年春、オープンした奈良公園バスターミナルがあります。大会に参加されたランナーの皆さんも見覚えがあると思います。
バスの乗降場としてだけでなくレクチャーホール、展示ガイド、屋上庭園、カフェなどのショップがあり、観光客の皆さんを中心に利用されています。
レクチャーホールでは、大会のパブリックビューイングを行いました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
興福寺、奈良公園バスターミナル、奈良にお越しの際はぜひ、立ち寄ってください。
2020年09月09日 コース沿道魅力探訪 「コース沿道 魅力探訪」④ 「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」~春日山原生林~
コース沿道魅力探訪④
「世界遺産【古都奈良の文化財】シリーズ」
今回の探訪は、【春日山原生林】をご紹介します。
鴻池陸上競技場をスタートして9Km過ぎの大仏前交差点。マラソンコースは、ここを右折しますが、ここを直進すると、春日大社、さらにその奥一帯は、深い森が広がっています。この森が「春日山原始林」で、1100年以上前に狩猟と伐採が禁止されて以来、春日大社の聖域として大切に守られてきました。
都市部のすぐ近くにあるにも関わらず、手つかずの自然が残るこの森には、約800種もの植物が生い茂り、国の天然記念物にも指定されています。
【春日山遊歩道を歩いてみよう】
春日山原始林には、9.4㎞の周遊できる「春日山遊歩道」が整備されています。
今回は、北側から南側へ歩いてみます。
少し寄り道して、若草山のふもとに来ました。
大仏前交差点から東、春日大社の方へ約800mのところに入口があります。
遊歩道に入ると、昼なお薄暗いうっそうとした森の中に入ります。
右手に中水谷休憩舎が見えてきます。
若草山頂駐車場に着きました。山頂まであと少し。
若草山山頂から奈良市街が一望できます。
ここからは、車も通る「春日奥山道路」を南へ向かいます。
左手に赤い橋が見えてきました。
この橋を渡っていくと、「鶯の滝」があります。
「鶯の滝」マイナスイオンを浴びて気持ちいい。
奥山道路に戻り、さらに南の方へ
道の両側には、ヒノキの巨木がいくつもあります。
右手に芳山(ほやま)交番所が見えてきました。100mほど先の右手の坂を超えると
「春日山石窟仏(せっくつぶつ)」があります。
芳山交番所に戻って、西側の道を下っていくと、左手に並行する旧柳生街道に、荒木又衛門がためし斬りしたと伝えられる「首切り地蔵」があります。
三本杉跡休憩舎。ここまで来たらあともう少し。
南側遊歩道入口に到着です。写真は、反対側から撮りました。
コースのマップは、下記奈良公園事務所サイトがわかりやすいと思います。
【車でドライブするなら】
歩くのが苦手な方は、車で「奈良奥山ドライブウェイ」を走ってみてはいかがでしょうか。
東大寺の北側からは若草山山頂までは、舗装された道で快適に登れます。若草山からは、あえて舗装していない原始林の中をゆっくりドライブしながら、「鶯の滝」「石窟仏」などへも行くことができます。
古都奈良の一味違った魅力を、ぜひ味わってみてください。
2020年09月07日 イベント情報 「飛鳥ナンバー誕生記念フォトコンテスト」結果発表!(奈良トヨタグループ主催)
7月22日の事務局日記で、「奈良マラソン2013」より大会メインスポンサーの奈良トヨタグループさんが、「奈良を元気に! 今、私たちができること」という事で、「飛鳥ナンバー誕生記念フォトコンテスト」を開催中です!、と紹介しましたが、先日結果発表がありまので入賞作品をご紹介します。
かなり凝った写真 、懐かしい車等さすが入賞作品 、素敵な写真ばかりですよ 。
奈良マラソンでも素敵な写真をたくさん集めてみたいです 。